私にとっての[大人」とは? 少年期に蒔いた種の刈取り期が「大人」と心得る次第です。少年期の高校生の時に数学の単位不足の為に大学の受験は文科系に限定され、しかも裏門入学で就職試験のない縁故入社と言う体たらくな種まきの少年期でした。私は数学以上に苦手だった英語ですが学部の専門科目よりも語学習得に力を注ぎホテルに職を得ました。1964年の東京オリンピックを期にホテルのみならず世界中の航空会社が日本に乗り入れを始めたので私達には転職の間口に邁進しました。この時に偶然にも私は脳機能学者の苫米地英人の「気功」洗脳術に記されている内容の「引き寄せの術」を

秘かに自分自身に掛けていたようです。四六時中「私は航空会社に入ってアメリカへ行きます。」を口癖の様に唱えました。その結果、見事「引き寄せの術」は大成功でした。これは誰にでも通用する有効な秘術です。貴方も一度試してみてください。

今週のお題「ピザ」

私がピザに初めて出会ったのは1964年の東京オリンピックの頃、都下府中市の洋風レストランで学生アルバイトとして働いた時です。研究熱心なその店のシェフが日本人の口に合うように努力した結果の人気商品でした。当時交際していた女性は私より少し年長の社会人で「ピザだいすき人間」だったので府中から彼女の初台までピザ持参で通いました。少々ご機嫌斜めでもピザ持参だと私を歓んで迎え入れてくれるのです。

私はある意味、最初は不謹慎な発想の下にピザの力を借りて彼女に接近したのは事実です。通い続ける内に、何時しか、二人は本物の夫婦になりました。今もピザは「だいすき」ですが、それ以上に、二人を結び付けてくれた、「ピザ」には、感謝、感謝、の大権現です。マルゲリータピザは女房殿、ペパロニは小生、と二人のトッピングの好みは今でこそ異なりますが「ピザ好き」と「夫婦仲」は変っていません。「ピザ好き」も「夫婦仲」もチーズの糸のように長く伸びるよう今後とも頑張るつもりです。

 

 

今週のお題「いも」

私にとって「いも」といえば、里芋を連想します。理由は定かではありませんが、生まれ育った郷里は岐阜、滋賀と三重の3県の県境から近い三重県側の山間集落です。林業と農業が半分半分の狭い天空の村でした。畑は小石交じりでしたが里芋には殊の外条件

が良かったのか、皮を剥くと色白できめ細かな本体が出てきます。手触りでも分かりますが煮炊きした後の歯触りの方がより鮮明です。今は亡き両親が健在なりし頃、帰郷の折は必ず「里芋の味噌汁」を一番に所望したものです。私にとってこの味噌汁があれば十分でした。むしろご馳走でした。東京で一世を風靡したファッションや料理は瞬く間に田舎へ伝播されますが、その逆は必ずしもあるとは思えません。私は「里芋」で示しましたが日本にはこような商品価値の高い未発掘の農産物が在るはずです。皆様の目がもっと自給率が高くなるよう農業に向くと楽しいです。

 

 

夏、真っ盛り!と言えば甲子園の高校野球が目に浮かびます。この夏はコロナ禍で春の選抜校が変則的に交流戦として行われたのは周知の通りです。その出場校の中で監督が

他校に転勤となった為に連盟の計らいでノックで出場の心暖まる出来事がありました。監督は、決して選手を怒らず寧ろ褒めて選手のやる気を引き出す名将の紹介を聞くまで

私の高校一年生の時の嫌な想いが残る数学の先生と頭頂部の禿具合までそっくりだったので嫌悪感を覚えました。野球でも授業でも、生徒を褒めて個人の成績と学校の偏差値の向上に寄与された功労者だと思います。この高校は東北の県下有数の進学校と聞きます。この高校に比べて私の数学の先生は人を救うどころか単位不認定者を増産する厳格

さが本来の教育と考える人物なのです。暑い夏、真っ盛りは単位取得の為の根性物の学習法は半狂乱の季節でした。今から考えると、この学習法は間違いです。単位を落とすことが嫌でシャカリキに学習するのは心理的に”落とす”ことを恐れれる余りの行為だから自ずと自分の潜在意識に落とすを念じ刷り込むことになります。どれだけ根性を入れて試験に臨んでも思わしい点数は取れませんでした。結果として単位は不認定でした。

この躓きは、78歳の現在も7月と8月は夏、真っ盛りの中で数式の入道雲に追いかけられます。

今週のお題「お気に入りのTシャツ」はシアトル、マリナーズロゴマーク付きです。イチロー人気の最たる頃に帽子と共に購入しました。日本での野球人気は巨人(ジャイアンツ)一辺倒に少なからず抵抗感を持つ者にとってマリナーズのTシャツは着ていてとても爽やかでした。武骨な私が着用していてもシャツの上の文字やマークは颯爽としたイチローのイメージそのものです。このTシャツを着用していて別段、得した事もありませんが良い気持になったことはあります。ある日の午後、帽子もシャツもマリナーズだらけでサイクリングに出ました。里山と田んぼの間の狭い道で同じく自転車に乗った小学校低学年の4~5人の男児グループと遭遇しました。私は危険を察知し、少し広めの場所に自転車を止めて彼等の通過を促すと、中の1人が『マリナーズのおじちゃん、ありがとう』と声をかけると残りの者も負けずと大声で同じ言葉を残して去りました。古くなりましたが、まだ現役で頑張っています。有り難いTシャツです。

お題「#応援しているチーム

Jリーグ鹿島アントラーズです。外資系のブラジルに関わりのある金融機関に勤務していたためにJリーグの開幕に合わせて建てられた鹿島スタジアムのこけら落とし試合が地元チームの鹿島アントラーズとブラジルのフルミネンセを招いて行われました。

私たち(私と息子)は本来フルミネンセの応援を条件に入場券を貰って入場のはずでしたが、いつの間にかゴールポストの後ろのアントラーズセクションに押し込まれていました。応援のリーダーは居なくて、秩序のとれた応援スタイルはなく、ただうるさい豆腐屋のラッパの様な音を出す楽器を四六時中、鳴らす小学生位の男の子には閉口した。

無秩序の観客席とは裏腹に、試合はジーコを中心にアントラーズペース締まった試合運びとなっていました。この球場での初得点はジーコが真ん中をドリブルで持ち上がり途中で左サイドのアルシンドにパス、アルシンドはそのままドリブルで前に進むと頃を見計らってセンターリング、丁度そこにジーコが待機していてゴールに蹴りこむ。この絵に描いたような光景は何秒あったのだろうか、同じ様な勝利がその後のJリーグの試合にも続いたのが私をアントラーズファンに染めあがたのである。今シーズンは連敗スタートなので心配です。あの時のラッパ少年は今何をしているかな?